少し前からダイニングテーブルがガタガタするので、調べてみたら脚を固定するネジがゆるんでいた。
確か専用のレンチがあったはずだけど……と思って探したのだが、お目当ての場所では見つからず、工具箱で汎用のレンチを発見。それで締めてみることにした。
ところが、そのレンチではサイズが合わないようで、ネジが回ってくれない。テーブルの下にもぐってみたもののレンチのサイズがよくわからない。
しかたがないので粘土をおしつけて型をとってみた。すると、手持ちのレンチではどれも小さすぎることが判明。
さらにサイズのことを調べていると、六角レンチってのはそうとう奥が深いということに気づく。
六角レンチの規格とサイズ|六角レンチスタンドの販売 TSUKAGUCHIというサイトによれば、六角レンチの規格には日本、国際、米国などがあるが、
しかし、メーカでは規格によらないサイズや長さのものが数多く製造されています。よって、サイズを確認するために規格をみてもあまり参考にならないように思います。
「どのようなサイズの六角レンチがあるのか?」は、色々なメーカーのカタログを確認するしかないようです。
と、どことなくあやふや。ようするに規格はあるけど、それ以外のものもいっぱいあるから、各メーカーのカタログで確かめるのが一番安心だよ、ということか。
六角レンチ界は自由主義なんだねえ。
さらにサイズといっても、六角レンチの場合はいろいろな場所のサイズがあって、六角のうち2面のサイズをさす2面幅、L字の短いほうである短柄の長さ、そして長柄の長さと3つのサイズがあるのだ。
なんとも複雑で奥が深い。
さて、我が家の六角レンチ問題。サイズは粘土でなんとなくわかったので、近所で買おうとしたのだが、ホームセンターや工具を扱っている店が少し遠い。
そこで思案していたところ、偶然通りかかった100円ショップで六角レンチを発見、サイズを見てみると一番大きなものならなんとかダイニングテーブルのネジを回せそう。
さっそく購入してハメてみると、ネジがくるっと回った。よかった。得意になって4つのネジをグルグル回して締めてやった。
しかし、六角レンチって用が終わると次の出番がなかなか回ってこないんだよね。そして、その頃にはまた紛失……という悪循環。出番の終わった六角レンチを見ていたら、なんだか哀愁が漂ってきたよ。
KTC L型六角棒レンチセット HL107 | ||||
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