朝食後、N先生がやってきたので、気になっているところをいろいろ聞いてみた。
まず炎症反応の値は正常値までとはいかないが、だいぶ下がってきた。
肺に関しても手術直後よりかなり膨らんできて、ダメなところは10%ぐらいとのこと。
先生と一緒にレントゲンを見ると、左肺に関して確かに前は上の方が少しだけ見えていただけだったのに、昨日のレントゲンでは下の一部が欠けているだけで、ほとんど写っていた。
ただし、これは水ではなくて、おそらく血の塊だろうとのこと。
「穿刺できればするんですけど、できる量じゃないし、穿刺自体にも危険がともなうからできないんですよ。それにリハビリを続けていけば、やがて体に吸収されますから」
と先生。さらに、
「他の数値はだいたいよくなってきたので、あとはワーファリンの調整だけですね。それがうまくいけば退院できるでしょう」
おおっ、さすがにここまでくると退院の実感がわいてきた気がする。しかし、明日の予定を見ると検査がいろいろ入っているから、明日の退院はないだろうな。
ところで退院のキーを握っているワーファリン。重要な項目だというのに、朝の採血でその効き具合を調べる分をとり忘れていたので、10時前に再び採血することに。トホホ。
退院に備えて、この日は午前と午後1.2kmずつのリハビリをした。距離的にはよく歩けていると思うが、脇腹が痛いので体は左に曲がっているし、スピードは超低速だし、相変わらず咳は止まらないし、まだまだなのであった。
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