入院2日目 ICUで先生にたしなめられる

術後からICUへ入れられたが、ところどころ夢のようにしか覚えていない。

リハビリの先生が来て、ICUでベッドサイドに立たされたこと、友人や先生たちと何か話したこと、すべて夢うつつ。

友人に聞くと、この日は日曜日で指定された時間に病院へ来ると、mojoはICUですでに目覚めていた(平日の場合は目覚めるとその時点で連絡が行く)とのこと。

前日に先生から下半身不随や脳梗塞の恐れがあると言われていたので、まず手足の確認をしたのだという。

左手を握り、右手を握り、さらに両足が動くか心配で確かめたらしい。なんとなく、このあたりのことは少しだけ覚えている。

ただし、mojoがふざけて足をバタバタと動かしていたら、それを見ていた先生に笑いながら、

「mojoさん、調子に乗らないで」

とたしなめられたというのは、まるで覚えていない。ちなみにこの時、下半身と脳梗塞については48時間だか72時間後に症状が出たという例もあるので、まだ安心はできないと言われたという。

ところで、前日のmojoの手術の時、家族の待合室では別の家族が心配そうに待っていたそうだ。その家族はmojoたちと同年代。なんでも70代だか80代のお母さんがmojoと同じように動脈瘤の破裂でかつぎこまれたらしい。

同じ病気で、同じような状況だったので、友人とその娘さんは手術を待ちながらけっこう話したのだとか。

mojoの手術のあとで無事に処置は終わったらしいのだが、ICUではまだ意識が戻っていなかった。

友人がmojoを見舞っていたとき、カーテンの向こうで娘さんもお母さんを看護していたが、mojoのほうからは笑い声が聞こえてきてその回復ぶりに驚き、うらやましいと言われたそうだ。

その後、病棟が違うのか会う機会がなかったが、

「お母さん元気になったのかな」

その時のことを思い出し、友人は今でも心配そうに言う。

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