入院1日目 検査ラッシュと玉ネギの初日

個室はやっぱりリッチだなぁ

午前10時、1階で手続きをして病棟にあがる。エレベーターを降りると、ナースが待ち構えていて、「本日担当の◯◯です。ご案内します」と病棟内へ。

そこで通されたのが個室。追加料金のない4人部屋を希望していたのだが、空きがなく半日だけ個室があてがわれることになった。

個室はテレビも無料だし、電話、インターネット回線も完備、きれいなトイレとシャワー室まであった。これならずっと4人部屋が空かなきゃいいのに、などど思ってしまった。

病院に入って最初にするのが、私服から患者用のパジャマに着替えること。久しぶりに手を通すと、それだけで少し病人モードになる。

すぐさま検査がはじまり、採血、胸部エコー、24時間の蓄尿と豊富なメニューが待ち構えていた。

そして、あっという間にお昼。昼食が出てきたのだが、嫌いなものばかりで食べられず。

でもこういう場所では、食べておかないとあとで腹が減って辛くなるのを痛いほど知っているので、食べられるものだけも放り込んでおく。

すると担当のナースが、きちんと決められたものを食べられないと治療して行く上でも困るので、栄養科に相談してくれるとのこと。助かったぁ。

カテーテル検査は両手になるかも? そして久しぶりの頭部MRI

午後、病棟の主治医となるY先生が登場。若いがしっかりした印象。5日後に予定されているカテーテルの説明をしてくれた。

「足からやると腹部の動脈瘤に触れる可能性があるので、できれば避けたいです。ただ、手からの場合は撮りたい場所へのアクセスを考えると両手からやることになります」

両手からなんてやり方があるんだなぁ。聞いたことないよ。なんてことを思っているうちに今度は頭部のMRIに呼ばれた。

この検査に関しては10年前、途中で目を開けてしまい閉塞感からパニックになり、いったん出してもらうという失態を演じているので、「今回は大人らしい冷静なふるまいをするぞ!」と堅く誓い検査に望む。

気合いのせいか、なんとか最後までもったが、相変わらず耳元で工事をしているようなやかましい検査だなぁ、という感想。

ただ、その音を軽減するのが前回は安っぽい耳栓だったが、今回はヘッドホン型なのか、大きなもので耳全体を覆っていた。まあ、パニックを起こさないように、目をギュッと閉じていたので、実はよくわからないんだけど。

夕方、栄養士がやってきて、玉ネギとネギ類を抜いた食事を出すからと伝えてくれた。ところが、出てきた夕食の鮭の焼いたのにタルタルソースがかかっていた。玉ネギ入りの。ダメじゃん!

そういえば、栄養士が言うには、今回入院中に出てくるのは、1日1600kcalで塩分は6gだって。苦しければ言ってくれというが、こりゃ腹が減るなあ。また、水分は水かお茶だけと言われた。大好きなコーヒーが飲めないのは痛い。

そんなこんなで夜を迎え、本人は検査入院だと思っていた入院1日目が終わった。消灯の9時、10年ぶりの病院ベッドで眠れるかなぁ、と思いながら仰向けになり目を閉じた。

<<<検査入院が本入院になってしまった!!
>>>入院2日目 胸腹部のCT検査(造影剤あり)

コメント

  1. なおみ より:

    私、頭部のMRI撮る時寝てたわ^^;

  2. mojo より:

    僕も今回、二度目の検査でやってしまいました(笑)長い検査あるあるですかねえ。

  3. kohatchan より:

    MRIはぐっすり良く寝られる方です(^_^;。ヘッドフォンで覆われていたので静かでした。

    食事は好き嫌いをチッチリ伝えたら全てセーフで美味しくめしあがりました。最初の1ヶ月はお粥でしたが食事は一番の楽しみでした。
    リハビリ中は頑張らないで頑張ってください。

  4. mojo より:

    食事は一日三回のイベントですもんね。僕も楽しみです。

    その後、改善されたので今はおいしくいただいています。

    リハビリは術後1日目からはじまるらしいので、今から辛そうだなあとおよび腰で構えてます。

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