Webブラウザ万能化時代

できないことを探すほうが大変?

気づいたら、なんでもブラウザでできる時代になったんだなと改めて思う。

もちろん専門アプリの方が細かいところに手が届くし、機能的にも上であることが多い。しかし、つい手軽さが勝ってしまうのだ。

仕事をする時には調べものをしながら、というケースが多いのでたいていブラウザを開いている。それで多少できることに制限があっても、ついブラウザでやってしまうようになったのだ。

RSSなどはずっとNetNewsWireというアプリが好きで使っていて、今でも「これが一番!」と思うのだけれど、最近はめっきり起動しなくなり、Googleリーダーでフィードをながめるようになってしまった。

Googleリーダーは、最初は見難くて「やっぱり専門アプリのほうがいいよなぁ」と思っていたんだけれど、いくつかSafariの機能拡張を試しながら使っていたところ、見やすく変えてくれるものがあり、今ではそれに慣れてしまった。

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Pure Readerという機能拡張で見ている画面。

もはやOfficeは要らないのか?

ところでそんなブラウザ万能化時代なんだけど、やっぱりこのリーダーの例のようにGoogle勢が強い。最近ではGoogleDocsが進化してViewrで見られるファイルがどんどん増えている。

たとえば本来は高価なプロ用のアプリケーションであるPhotoshopを持っていないと開くことのできないPSDファイルまでブラウザで開くことができるようになったらしい。AppleのPagesも加わった。

GoogleDocsViewerで、ExcelやPhotoshopのファイルも開けるように -INTERNET Watch」という記事によれば、以下のファイルを開くことが可能だという。

 ・Microsoft Excel(.xls/.xlsx)
 ・Microsoft PowerPoint 2007/2010(.pptx)
 ・Apple Pages(.pages)
 ・Adobe Illustrator(.ai)
 ・Adobe Photoshop(.psd)
 ・Autodesk AutoCad(.dxf)
 ・Scalable Vector Graphics(.svg)
 ・PostScript(.eps/.ps)
 ・TrueType(.ttf)

便利さの享受と引き換えに渡すものは何?

これだけじゃなくて、数あるWebサービスを利用すれば、今やブラウザでできないことはないんじゃないかと思えるほどだ。

簡単なメモから備忘録、Evernoteのようなクラウド型のノート、写真加工、マインドマップ……などなど。かつては単体のアプリがなければできなかったことが、ブラウザひとつで済んでしまう。

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SimplenoteはiPhoneのSimplenoteと同期できる。

そうやって、いつしか「便利」の中に埋没していっている日々なんだけど、しばらく起動していないアプリのバージョンアップ情報などを目にするたびに、ほんのちょっぴり寂しさのようなものを覚えるのは、チープな感傷かそれとも小さな警告音が鳴っているのか?

なんだかコンビニが現れ、街の小さな本屋さんが消えていった状況にも似ている気がするのだが……。

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