SafariでWebサイトを見ていると、どうも動きが重たい感じがしたのでアクティビティモニタで調べてみると、SafariDAVclientってやつがCPUをガンガン使っている。
しばらく見ていると上がったり下がったりのCPU使用率で、10%ぐらいに落ち着いたかと思ったら次の瞬間には98%まで上昇したりして、それの繰り返し。メモリも200MBぐらい使っている。
これはどうもおかしいと思い、Macを再起動してみたのだが、CPU使用率の動きは変わらず。そこでGoogle先生に聞いてみることにした。すると、いくつか事例が現れたのだが……。
SafariDAVclientが暴走する | Route 88
つまりはLionから実装されたiCloud経由でのSafariのブックマーク同期のプロセスがず~っと動いているとのこと。
この方は同期を解除したら暴走は止まったが、ブックマークが開かないというトラブルに遭遇。結局、ブックマークも何もかもすべて捨て、Safariをまっ更な状態にして再インストールすることで問題を解決したようだ。
調べてみると、SafariDAVclientの暴走はLionの頃、よく起きていたトラブルみたいで、mojoの環境(Mavericks)でなぜ今頃発生したのか不明。
こちらもLionの記事。
LionのSafariが重い
原因と方法を簡単に言うと、iCloud でブックマークの同期を使っている場合に起きる事が多いので、Lion から不可視となったライブラリ>Safariフォルダにある Bookmarks.plist を再構築すると直りますよ、ということらしいです。
Safariのリセットまで行かないと無理かなと思い始めたが、とりあえずは初期設定→iCloud→Safariの同期解除をやってみることにした。
すると、SafariDAVclientの暴走がおさまり、CPU使用率のトップから圏外へと脱落してくれた。
しかし、これではブックマークの同期やリーディングリストが使えないなぁ。まあ、ChromeかPocketでやっていけばいいのだが、一応復帰を試みることにした。
◆参考 iCloud の ブックマークの同期でトラブル発生: コーギーが住む発電所BLOG
◆参考 ゆったりぶろぐ: Mountain LionでSafari6がクラッシュする問題の解決方法
いろいろ見て、結局以下のことを試してみた。
・システム初期設定→iCloud→ブックマーク同期オフ
・Library/Safari/Bookmarks.plistファイルの名前を変更してバックアップ
・その後、ブックマークの同期をオン
まずブックマークの同期をオフにした段階でSafariを起動してみると、これまでもたついていた立ち上がりが、ぐっと高速になった。
さらにiCloudでの同期を復活させてみたところ、一応素直にブックマークを読み込んでくれたのだが、一部ブックマークが消えていた(暴走前の同期がうまくいってなかった?)ので、バックアップから読み込んで補強した。
これで環境は、ほぼ以前と同じに戻ってくれたが、今のところSafariDAVclientの暴走はない。
うーん、それにしてもなぜこんなことが起きたのかなぁ。一度Safariをリセット、あるいは再インストールした方がスッキリしそうな気もする。
あるいはMacBook Proのクリーン作戦をさらに進めるべきか?
コメント