春・秋恒例の検査に行ってきた。検査自体はちょっと前に終えていたのだが、行きつけの病院と大学病院での判定待ちをしていた。
実は心筋血流シンチ検査をおこなうのは久しぶりで、調べてみると前回やったのが7年も前でビックリ。そういえば緊張からか血圧が上がって自転車こぎが中止になってしまったのを思い出した。
さて検査日。半日がかりになるので朝8時50分に受け付け。パンイチになり検査着に着替えると、腕に薬を入れるためのルートを確保し、薬液を入れ始めた。
ところが、しばらくするとルートを入れたところがなぜか痛みだした。おかしいなと思って見てみると、その部分がぷくんと膨れているではないか。腕の中に小さな風船を入れているみたいだ。どうやら針がきちんと入っていなくて、液が漏れているらしい。
それからルートを確保し直す作業をはじめたのだが、これがいっこうに成功しない。
「ごめんなさい。もう一度……」
と謝られながら結局、4箇所失敗して5箇所目で成功。もはや両腕バンソウコウだらけだ。
それでもなんとかルートを確保し終わり、いよいよ薬を注入。今度は痛くも腕が膨らむこともないので安心していたのだが、しばらくしたところでちょっと息苦しさを覚える。不安なので訴えると、負荷をかけた影響だろうという話。
同時にとっていた心電図には、おかしな波形は出ていないというので、少し安心した。ただ、このくらいの負荷で息苦しくなったのは不安である。
その後、いったん解放されて遅い朝食を食べに病院の外に。朝食抜きでお腹がすいていたので天ざるを食べた。そして朝飲まなかった薬もここで飲む。
この検査の面倒なのは、こうした時間差攻撃があるところで、撮影が一回では済まず時間を置いて何度も検査室へ戻らなければならないのだ。2度目の撮影は2台の奇妙な形をしたカメラで胸の周囲をはさみこむようにして、それがゆっくり動きながら撮していくというもので、撮られながらいったい何千万円するんだろう、などと考える。
そして再び30分の休憩ののち、今度は2種類の薬を注入。ここでルートがはずされたのて、このあと注射はもうないな、と思いホッとする。
また、この注射でもさきほどのように息苦しくなるかと警戒していたのだが、それも取り越し苦労で安心した。その後、45分の休憩ののち、最後のカメラ撮影。これでやっと検査が終わった。
検査からしばらく、結果を聞きに大学病院に行ってきた。簡単にいうと、まあ前回の検査と比較してあまり変化はないとのこと。ちょっと安心した。
とはいえ、まるで健康体の人と同じ心臓というわけではなく、やはり一部に血流の悪い部分があるのは事実。しかし左心室の拡大などは見られず、とりあえずは経過観察でよかろうという診断。
手術から8年が経ち、あちこちガタがきていないか不安もあったが、まあなんとか頑張ってくれているようだ。このまま低空飛行でもいいので、安定してくれればうれしい。
コメント
お疲れ様でした。検査といってもいろいろあるのですね。変わりないとのこと、何よりです。
何事もなくて良かったですね。(^_^)
わが家でも先月の10月30日、妻の心筋梗塞15周年を祝いました。彼女にもこのまま長生きして貰いたいです。俺より先に死んではいかん、といってあります。
△anna_rougeさん
どうもありがとうございます。そうですね。心臓と一口に言っても、エコーからCT、カテーテルといろいろな検査がありますねえ。
一番イヤなのはカテーテル検査なので、まだ今回のはマシです。
△【篠の風】さん
コメントありがとうございます。15周年ですか、おめでとうございます。僕も見習いたいものです。
このまま20周年、30周年と無事にいきたいですね。