人生初の胃カメラ


今年はブログがぜんぜん更新できなかったなぁ。書きたいことはいっぱいあるのに、なかなか気力と体力ともろもろの事情と、バランスをとることができなかった。

今日は年末の移動中、時間があったので、12月にやった胃カメラの顛末を書くことにする。続きもすぐに、書けるといいけど。

ひどい膨満感に不安を覚える

前回の記事で書いた通り、胃の調子がイマイチで、胃カメラをやることになった。検査に関しては、相当いろいろなものを経験しているが、胃カメラは生まれて初めてのこと。ちょっと緊張する。

その前に胃の調子についてちょっと説明。逆流性食道炎みたいなものが以前からあり、時々症状がひどくなっていた。

胃から酸っぱいものがこみ上げるような感じや口の中が薬っぽいような感じがおもな症状。調子のいい時は忘れていられるが、悪い時は一日中嫌な感じが続く。

しかし、秋の終わり頃からこれらに加えて胃の重さが加わった。さらに少し食べるとお腹がいっぱいになり、食事を残してしまうことも。

症状の変化と、重さに、これは今までと違うんじゃないか? 父も食道がんで亡くなっており、不安を覚えたため主治医に相談した。

すると、埼玉にあるクリニックを紹介してくれ、胃カメラを受けることになったのだ。

意識トロトロのうちに検査終わる

さて、当日。受付と問診を済ませると、カーテンで間仕切りされた個室に案内された。入る前にチラッと見ると、同じようなパーティションがたくさん並んでいた。

ここに他の患者もいるのかな、なんて思いながら中に入ると、ストレッチャーとロッカーがあった。狭いながらもプライバシーが守られている感じ。

そこへ看護師がやって来て、検査の説明をするとともに、紙コップに入った液体を渡された。

胃の中の泡を消す薬らしいが、これがまずい。スポーツドリンクをさらに薬っぽくした感じ。

しばらく待ってから、ストレッチャーで検査室に運ばれる。ここからは、いきなり検査モードに入り、ルート確保、血圧計装着とスピーディに展開し、喉に最初の麻酔が注入される。

これもまずいが、しばらく経つと喉が詰まるような、明らかに感覚がおかしくなった感じになった。

ここで、医師が登場。再度喉の麻酔薬をチューっと入れられる。もはや、ほとんど喉のあたりの感覚はなくなっている。さらにルートに注射器がつなげられ、麻酔が入る。

そう、ここは麻酔を使って検査するというので、初めての胃カメラだけど少し気が楽だったのだ。

そのあと、口にマウスピースがはめられる。「あれっ、鼻からやるって聞いてた気がするけど」
と、思ったのだが、どうやら勘違いしてたみたい。しかし、そんなことはどうでもよかった。なぜなら、そう思いはじめた時には、麻酔が効いてきたのか意識はトロトロ。

まるっきり寝てしまうわけではないけど、何かやってるなー、ぐらいの感覚しかなく苦痛は皆無。カテーテル検査もこのくらい楽ならなーと思った。余談だが、このクリニックでは大腸検査と胃の検査を同時にやってくれるらしい。眠っている間にどちらも終わり、楽だという。

検査が終わり(説明によると10分ぐらいが平均)、元の個室へ。麻酔を覚ますため、ここで30分ぐらい横になる。寝てしまうかなと思ったけど、あまり眠れずボンヤリしてた。

ここは徹底的にピロリ菌も調べる

本来はここで終わりなのだが、今日はオプションでピロリ菌の検査を頼んでいたのでそれをやる。

最初に車のアルコール検査みたいに袋に息を吹き込む。次に検査のための薬を飲んで左向きになって寝て15分、今度は仰向けになって15分。

ピロリ菌の検査って、胃の組織を取ってやるのかと思ったら、こんな簡単なものだったんだね。

これで本日の検査は終了。すると温かい紅茶とお菓子が出てきた。前日の夜9時から絶食していたから、温かい紅茶がうまかった。食べ終わり着替えて待合室へ。

こらから先生の診察。何もないといいけど。
ちなみにピロリ菌の検査結果は当日にはわからず、後日また来ることに。

胃の組織を採取して詳細な検査に出す

さて、いよいよ診察室に通された。先生によると、初見では重大なものはないとのことで、一安心。

ただし胃の出口に炎症があるらしく、写真を見せてくれたが、確かに盛り上がっている部分がある。

これを念のため組織検査に出したとのこと。結果はピロリ菌検査の説明の時に一緒に聞くことになった。

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