緊急で造影CTを撮ってきた

肉体的にも精神的にも、どうも調子が出ない。季節の変わり目というこで気温や気圧の急変についていけてないのだろうか。

血圧のコントロールができていないことも不安を増す材料になっているのだろう。

それが症状としてあらわれてしまった。

友人と食事をするために、待ち合わせ場所に向かっている途中、なんだか息がいつもより弾む。少し息苦しさを感じた。

それだけなら良かったのだが、左肩に妙な痛みが走り始めたため、ちょっと焦った。

心臓病患者で左肩あたりの痛みというと、心筋梗塞の放散痛を想像してしまうからだ。

それでも明らかな胸痛やしめつけられるような感じがなかったので、大丈夫だろうと踏んで友人と食事を済ませた。

しかし、その最中にも左肩に走る妙な痛みは消えてくれない。1日おいてのお騒がせに気が引けたが、悩んだ末に主治医に電話することにした。

主治医は学会のシンポジウムの壇上にいた。メールで少ししたら電話すると返ってきた。

そして10分後、電話がかかってきて、主治医が言うには痛む場所が左肩なのが気になるから病院へ行ったほうがいいとのこと。

それでもう夕方だったのだけれど、病院へ向かうことにした。

時間外の病院は閑散としていたが、着くなり看護師が対応してくれ、血液検査、両手両足の血圧測定、心電図、レントゲン、心臓エコーと矢継ぎ早に検査をした。

救急担当の医師によれば、どれも問題のないレベルだという。

「でも、これが血管からきているもの、つまり動脈瘤が大きくなっていたり、裂けていたりしてたらマズいので、CTだけは撮っておきましょう」

ということで、造影CT検査も受けることに。

30分ほど待たされて説明を聴く。結果、去年の8月にバイパスを通した箇所も問題なく血流が見られるし、動脈瘤もサイズに変化はなく、裂けている部分も見当たらないとのこと。

ひとまず結果にホッとする。そして、では今回の息苦しさや痛みは不安からきたものなのだろうか、と自問する。

しかし、よくわからない。血圧の不安定が、心の不安定を呼んだのか。

病気になるなる詐欺みたいになってもイヤだなと思いながら帰途につく。

途中で電話が鳴った。乗り換え駅のホームで画面を見ると、主治医からだった。

「今回のようなことは、よくあることだから申し訳ないなどと思わないように。病気の可能性をひとつずつつぶしていって、何でもないことを証明することが大事なんだから」

そのようなことを言われた。そして、症状を訴えないで見逃してしまうことのほうが怖いのだから、遠慮しないで電話してきて欲しいとも言われた。

連日のヘルプ依頼を恐縮するmojoに、わざわざ電話をかけてきてくれたのだ。

それで少し救われたような気がする。

握っていた電話をポケットにしまいながら、滑り込んできた電車に乗り込んだ。

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