mojoみたいに検査ばかり受けていると、うんざりしてしまうことも多いが、痛くもかゆくもない検査だったら、まだ受けようかという気になる。
そんな中、見つけたのがこのニュース。
九州大医学部第二外科の前原喜彦教授らのグループが、がん患者特有のにおいが分かる「がん探知犬」に、大腸がん患者の呼気などをかぎ分ける実証試験をした結果、9割以上の精度で患者を判別できた。研究成果は英国の医学誌「GUT」に掲載される。
引用元: がん探知犬、においで患者ピタリ…精度9割超 (読売新聞) – Yahoo!ニュース.
記事によると、探知犬の種類はラブラドルレトリバーで、もともとは海難救助犬として飼育されていたものの、嗅覚や集中力が優れていたために、がん探知犬としての訓練を受けるようになったらしい。
それにしても9割を超える確率というのはスゴイ!
ただし、そのために「呼気と便汁」を嗅がされなければならないマリーンちゃん(9歳のメスらしいので)の気持ちを思うと、ちょっと可哀相な気がする。
だって中には息の臭い人だっているだろう。それに便汁と言われたら…ねえ。犬は人間よりも100万倍も敏感な鼻を持っているらしいから、それはひどい臭いなんじゃないか?
思わず「人間のために申し訳ないっ」とマリーンちゃんに謝りたくなる。
しかし将来は、犬の前に患者が並んでクンクンと匂いを嗅がれるのが検査と呼ばれるようになるのだろうか。あるいは「探知犬の巡回でーす」なんて、医師を引き連れて犬が病院内を探索する。
でも、たまたま別の用事で病院内を歩いていて突然ワンワン! と吠えられたと思ったら医師が近寄ってきて、
「ちょっと大事な話があるんですが…」
なんて言われるのもイヤだなぁ。
コメント
最後の4行が笑えました。さすが!
△【篠の風】さん
やっぱり、そういう話は覚悟を決めてから聞きたいですよねえ(笑)
そんな時代が来るかも知れませんね…
MRIやCTを買うよりずっと安く付いて良いですけど、調教師が必要になってきそう…..
△Hitsuさん
そうしたらHitsuさんも犬のデータベースを作って管理するようになっていたりして!?