サードオピニオンなんて言葉があるのかどうかしらないけれど、友人から動脈瘤と心臓の治療に実績のある病院を紹介してもらい、そこであらたに診察を受けることになった。
実はこの病院に行くことは、大学病院に行った時点で決まっていて、担当医にも相談していたのだ。
「あそこなら、僕たちの仲間もよく勉強に行っている病院だし、いいんじゃないですかね。それにうちの大学よりもmojoさんの生活のある場所で、手術をしたほうがいいと思いますよ」
そう言われた。家族にもこのことは相談していて、前回は看護のことを考えて実家に近い大学病院を選んだが、今回は東京の病院になってしまうかもしれないけど、それでもいいかと訊いた。
母と兄は、自分たちのことはいいから、お前のやりたいようにしなさいと言ってくれた。再手術をするかもしれないということだけでも心配をかけているのに、より面倒なことをさせてしまうようで申し訳ない。
「ごめんね、またこんなことになってしまって」
検査入院が決まった
さて、初診の日。これまでの情報提供書をかかりつけ医に出してもらい、CT画像を収録したCDも用意して新しい病院に出かけた。
レントゲン、心電図、血液検査、尿検査を終え、診察室に呼ばれる。
「やはり下行動脈は手術をしたほうがいいでしょうね。上行動脈はあまり変化がないということなので、見送っても問題ないかもしれませんが、それもじっくり検査をしてみないとわかりません。ですから、もう一度うちの施設で検査させてください」
こうして7月の上旬に1週間ほどの検査入院をすることが決まった。決まっているのは、心筋シンチ検査、心臓運動負荷検査、胸腹部CT造影検査、そして10年ぶりの心臓カテーテル検査だ。
「これまでの検査は病状の変化を見るためのものでしたが、今度の検査は手術に向けて細かい部分を精査していくものです。どの位置がどうなっているのか、それを把握して手術に活かすのです。手術方法をどうするか、下行動脈以外の場所は手術するのか、それらをきっちりと決めるための検査です。ですから、こまかな判断は検査の結果次第ですね」
診察後、入院係の職員に説明を受けながら、いよいよ動き出してしまったのかな、と思った。
コメント
とうとう動き出したのですね。
いろいろ気になって心配になって、考え過ぎないように…
のんびり過ごしましょ♪(^^)
とどこおりなく検査が終わって、思ったより手術も痛くなく、順調に快癒されますよう祈っておりまするよ。またみんなで集まりましょうね。
△なおみさん
ありがとうございます。まあ、まずは前段階なのでぼちぼち行ってきます。
と言いつつも、心カテは久しぶりなので内心ビビってます。
△bolachaさん
ありがとう。来年の新年会までには間に合わせたいですねえ。
確かに…
私も、やっぱ心カテはちょっとビビる~w