セカンドオピニオンを受けに行った

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体調が急変したわけでもなく、自覚症状もない病気なので、結局これまでと変りない生活を送り、4月末には予定されていたバンドのライブもおこなった。

その際に経緯を話し、またちょっとリタイヤするよとメンバーに告げる。8月に東北のイベントに出演するかも、なんて話もあっただけに残念。

ゴールデンウイークが明けてすぐ、大学病院にセカンドオピニオンを受けに行ってきた。セカンドオピニオンというか、ここは前回心臓と大動脈瘤の2つの手術をした病院なので、1年に1度通っているところ。

さてCT画像を見ての診断。

「うーん、やっぱり僕も手術をすすめますね。僕の計測では5ミリも太くはなっていないですが、それでも下行動脈の太くなる早さは気になります」
「そうですか」
「それと上行動脈は、変化があまりないとはいえ、やはりこの10年で10ミリ程度は太くなっているので、こちらも手術に踏み切ったほうがいいんじゃないかなと判断します」

じょ、上行動脈もかよ。

「これって同時にはできないんですかねえ?」
「場所が違いますからね。難しいです。上行動脈は正中切開でバイパスの時と同じように胸の真ん中を切る手術だし、下行動脈は背中から脇腹を回って下腹部あたりまで切開してやるものですから」
「あっ、あの痛いやつですか?」

担当医が苦笑いしながらうなずく。僕は勘違いしていて、下行動脈はお腹からアクセスできるものだと思っていたのだ。それだけならけっこうラクだし(前回の入院で何人も例を見て、腹からアクセスできた人は回復が早かったのだ)、入院期間も少ないのではないかと。

でも、肩甲骨のあたりからグルリと回って切開する手術は前回経験済みで、この痛さといったらないので、早くもゲンナリ。

いやいや、覚悟はある程度していたのですよ、これでも。やがて切ることになるというのは言われていたしね。しかし、なぜか勝手に60歳ぐらいになってからだと思い込んでいた。

それでその頃にはさらに医療が進歩して、上行動脈、下行動脈ともにステントグラフトで治せるようになっていたりして、とか、太った動脈を細くする薬が開発されたりして(これは本当にどこかで研究していたような……)とか、本当に勝手に楽観視していたところがある。

しかし、あの「激痛い」手術となると、気力もしぼむよね。だから少し食い下がってみた。

「下行動脈って最近はステントグラフトを使う例もありますよね。適用できないんですかねえ」
「うーん、それは血管が丈夫であったり、あるいは老人など手術が受けられない人に向けたものなんですよね、現在は。だから、ちょっと難しいかもしれないですね」

俺のボロ血管じゃ、ステントグラフトは無理なのか? 

結局、1回だと思っていた手術が2回になるかもしれないという、より落ち込む内容のセカンドオピニオンとなってしまった。さて、困ったな。

コメント

  1. anna_rouge より:

    気の思い展開になってしまわれたようで、残念です…。

  2. sadan より:

    むーん、お声かけしづらい展開ですが、無事に乗り越えられること御祈りしています。

  3. mojo より:

    △sadanさん
    コメントどうもです。まだ日程も決まってないので、今のところのんびり構えていますが、決まり次第ビビりはじめる予定です。

  4. mojo より:

    △anna_rougeさん
    お気遣いありがとうございます。まあ、また夏休みをもらったという気分で行ってきます。

  5. ekubotch より:

    そんな状況だったのですね…。
    激痛い手術、想像しただけでこちらまで冷や汗が出てきそうです。
    滞りなく、痛み少なく、無事に手術がすみますように、お祈りしています。

  6. mojo より:

    △ekubotchさん
    コメントありがとうございます。まあ、10年前より技術が進歩していて、ちょっとだけでも痛くなくなっていることを祈りつつ行ってきます。

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