今日は午後、現在所属している教会の牧師と以前住んでいた土地で一人暮らしをしていた頃世話になった牧師の奥さんが来てくれる予定なので、疲れないように寝かせる。
そう、父ちゃんはクリスチャンなのだ。それも60代になってから改宗した。50代半ばで亡くなった奥さんが病床洗礼を受けクリスチャンになってしまったから、自分も妻と同じところから天国へ行けるようにクリスチャンになったのだそうだ。
当時、病院に泊まり込んで献身的な看病をした父ちゃんの姿は娘から見ても、とても真似できないほどすごかったと聞いた。
そんな父ちゃんが、今は病床にある。
午後、2人が来た。入退院を繰り返していたので、しばらく教会から離れていた父ちゃんを囲んで静かな語らい。父ちゃんも比較的元気で、牧師が聖書の一説を読んでくれるのを聞きながらお祈りをした。
いい祈りでよかった。少し離れて見守りながら、そんなことを思った。
そんないい日なのに、今日は看護師の対応のひどさに腹が立った。
トイレの介助を面倒臭がるだけじゃなく、とうとう「家族がいるんなら、わざわざ私たちを呼ばなくていいですよ」と言われた。
さらに、電動でベッドを起こしたり下げたりするたびに父ちゃんの体が下にずれてきてしまうため、体をベッドの上j方に引き上げてもらおうとしたら、mojoを見て「私より男の人の方が力があるじゃないですか」とも言われた。
酷いセリフだ。文句を言って父ちゃんへの対応がさらに悪くなっても仕方がないのでガマンしたけど、この病院は看護師によって差があり過ぎる。いい看護師もいるんだけどなあ。
人数が足りないからか、理念が末端まで浸透していないのか。きっと、こういうことは今、日本のあちこちで起きているんだろうなあ。
なんだか、いろいろと考えさせられてしまった。
でも、明日はこの病院ともおさらばだ。父ちゃんが退院する。
コメント
心で接してくれる看護師さんとそうでない(ビジネスの)方は患者の立場から露骨にはっきりとわかります。わかっていながら何もできない患者の場合…、すべがないのです。
△kohatchanさん
まさにその通りですねえ。なんとも難しいです。去年入院していた病院がそうとうよかったので、よけいに違いを感じてしまいます。